三八五流通(代表:泉山元氏)

設立から現在まで

青森県で設立

三八五(みやご)という変わった社名は、この会社の前進が青森県の三沢、八戸、五戸地域で営業していた運送業者が統合されて生まれたことに由来しています。1947年に「南部貨物自動車株式会社 三八五営業所」として業務を開始し、1996年に現在の「三八五流通」へと商号変更されました。

貨物輸送から引越しサービスまでを手掛け、青森県南部地方を中心に県全域をカバーし、東北・北海道など他県にまで広がる流通網を築いています。グループ会社には運輸部門のほか建設業や観光業、宿泊業などがあり、幅広いサービスを展開しています。

小渡恵理子さん出演のCMが有名

社名にちなみ、引越しセンターの電話番号は下四桁が「0385」で統一されています(一部店舗を除く)。八戸市出身のソプラノ歌手、小渡恵理子さんが「だいじょうぶ~」と高らかに歌い上げるテレビCMは青森県民にはお馴染みで、首都圏でも放送されているとのこと。また、自動車教習所の三八五オートスクールもCMを放送しており、このCMで流れるメロディも県民には耳馴染みがあるでしょう。

スポーツチームの支援や囲碁大会で協賛!

八戸市に本拠地を置くアイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」とサッカーJ3の「ヴァンラーレ八戸」、バスケットボールBjリーグの「青森ワッツ」といった青森県内のプロスポーツチームを支援、協賛していることでも知られています。また、囲碁のアマチュア大会である「工藤紀夫杯」の協賛も務めています。

代表の泉山元氏

三八五流通の代表取締役社長を務める泉山元氏は、昭和24年生まれのいわゆる「団塊の世代」。スケートやアイスホッケーの盛んな「氷都」八戸市の少年らしく、中学時代はスケート部の主将を務めていたそうです。若い頃から創業者である父・泉山信一氏の後を継ぎ、会社を大きくするのが自分の役目だと自覚していたそうですが、東洋大学経済学部を卒業後、視野を広げるために他社でサラリーマン生活を送り、その後に三八五へ入社。1985年に社長に就任されました。

青森県では名士として有名

県南地方を代表する企業グループを率いる名士として知られ、1979年には八戸市議選挙に立候補し当選、3期にわたって市議会議員を務めました。

趣味は写真撮影!受賞歴もあり!

趣味は写真撮影で、ご本人は「趣味の領域を超えたライフワーク」と語っています。経済界の写真愛好家が集まる「経友写真クラブ」に在籍し、クラブの写真展に作品を出展しています。また一般社団法人二科会が開催する二科会写真部展、いわゆる「二科展」の写真部門で5回もの受賞歴があり、「趣味の域を越えた」腕前をお持ちであることがわかります。2017年には縄文文化をテーマにした写真集「縄文人を訪ねて」を出版しています。2年がかりで北は北海道から南は九州・沖縄の遺跡や博物館を巡って撮られた労作で、翌2018年にはフランスでも翻訳版が出版されました。

2件のコメント

  • 匿名 より:

    明けまして、おめでとうございます。
    ご無沙汰しております。三八五貨物さんも、大きくなられて、大したもんですね。益々のご発展、お祈りいたします。
     

  • 匿名 より:

    他社とは、某大手鉄鋼メーカーです。

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