株式会社ワカスギ(創業者:宮﨑勝洋さん)

福岡にある運送会社

福岡県粕屋郡に本社を構える、BtoB事業を主とする運送会社。主要取扱品目は「建築資材」、特に重量物を得意としている。

特徴あるトラック

保有する車両はすべて「若草色」に塗られ、走っている車体を見かけるとすぐにワカスギのトラックとわかる。

保有車両は2~12t積のクレーン架装車81台、2~15t平ボデー車30台。※表記屯数と車載屯数は異なる場合があります。見積もりの際等に必ず確認してください。

一人一台の俺のトラック!

ドライバー一人に1台車両が割り当てられていることもあり、「俺のトラック!」意識も高く、多くの車両が常にきれいに、そして良好に整備されている。
得意先のハウスメーカーの「設計」さんから、「お宅の車はいつもきれいだねぇ」と言われるほど(らしい)。

過剰な残業はなし

運送業界ならではの、「特例条項付き労使協定」が締結されているが、月20時間を超える時間外労働はほぼ発生しない(役員談)。
ドライバーの要望に応えて制服を作ってしまう等、ワークライフバランスの向上を常に心がけ、全てのステークホルダーの満足を目標に日々邁進している企業である。
昭和53年に、前身の「若杉運輸有限会社」を設立。

九州全域に拡大

以降、北部九州全域への商圏拡大、自動車運送業の開始、他県への事務所開設、株式会社への改組、九州全域への進出等、堅実な経営拡大を続けている。
グループ会社に「宝栄運送株式会社」があるが、実はこちらが「創業本家」で、創業は昭和42年、設立が昭和44年(当時は有限会社)と、実に50年を超える歴史を持つ運送会社グループである。

代表は宮﨑勝洋さん

会社は同族会社

いわゆる「同族会社」で、取締役会メンバーの多くを創業者一族が占めるが、その「悪い影響」を感じることはほぼない。※いわゆる「たたき上げ」は常務一人で、ほか役員(6名)はすべて同族、であるにもかかわらず。

  • 代表取締役会長:宮﨑勝洋氏※ワカスギグループの創業者
  • 代表取締役社長:宮﨑勝美氏※創業者を継ぎ社長を務めている。
  • 取締役副社長:宮﨑孝市氏

それぞれが福岡県・佐賀県・熊本県トラック協会の役員や地元法人会の監査役を務める等、地域密着型の「地元の名士さん」として親しまれている。

なかでもやはり創業者の勝洋氏の「親しまれている」度合いは非常に高く、巷にはびこる「運送会社は怖い人が多い」という偏見を十分覆すに足る人物。
ただし、やはり九州男児なので、怖い時は怖い。

社員の皆さんが大変元気で快活な会社なのだが、これも会長の影響か?と考えてしまうほど。

ジャパントラックショーのサポート!

面白いところでは、ワカスギは「ジャパントラックショー」のサポーターも行っているのだが、その「登録代表者」は社長の勝美氏ではなく、会長となっている。
いくつになっても、男の子は男の子、ということであろうか。

地場密着企業ゆえ「世に知られた」存在ではないが、地元と地域業界では「知らぬ者はいない」人、そして会社である。

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